最近子供の夜泣きが始まり、嫁も自分もあまり安定した睡眠が得られない状態が続いています。
そんな中いろいろ調べた結果、ねんねトレーニングが必要なんじゃないかと考え、試してみました。
我が家はこれまでずっとバウンスボールを利用して寝かしつけをしていたのですが、生後4か月を経過した最近になり寝つきにかかる時間が長くなってきた上に、頻繁に夜中に起きるようになってきました。
ある日まったく寝れない日があり、ちょっとこのままだと大変な事になりそうだな~と思い調べ始め、Cry it outという寝かしつけのトレーニング方があることが分かりました。
CIOの具体的なやり方と体験談はこちらのブログが非常に参考になりました。
プロセスを簡単に説明すると、ベッドタイムになったら子供をベッドに寝かせて部屋を出て、仮に泣いても一定の時間は部屋に入らず、時間が過ぎたら1,2分のみあやして、また部屋を出て・・・というのを寝るまで繰り返すというものです。
他にもトレーニングがちゃんと、しかも結構短期間で効いているという話が見つかりましたのでそのメリットは大きそうだなという認識になっていました。
メリットが分かってくると、気になるのはその副作用です。
可能であればRCT、そうでなくても何かしらの因果推論的なアプローチを用いている研究によって示されている副作用があるのか?が非常に気になりまた調べてました。
そんな中The Science of Momというサイトを見つけました。このサイトは科学的なトレーニングをPhDまでちゃんと受け、相関関係と因果関係の区別がつく人が書かれているので一定の信頼がおける情報だなと思っています。
このサイトの中である論文に関する記事があり、CIOの長期的な副作用に関していくらか言及されています。論文の結論自体は長期的な副作用はおそらくないだろうというものなのですが、そのデータの取得部分に関して不安な要素がいくらかあるため安直にこの結論に飛びつくのはどうなんだろう?というのが記事の内容です。
結論的には副作用に関してはちょっとはっきりしないという状態ですが、明確に副作用があるよという事を因果関係の観点から述べているものは無さそうという状態です。
という事で、メリットのほうが副作用の期待値よりも大きそうだなと考えたので嫁を説得してCIOを昨夜始めました。
2サイクル目まではギャーギャー泣いていましたが、3サイクル目に突入して数分後にはもうぐっすり寝ていました。
今までバウンスボールで頑張っていたのは何だったんだろうか・・・
夜泣きもほとんどせず、夜20時から朝の4時までそのまま寝てくれました。
CIOの良い点として、赤ちゃんが自分で自分の入眠ができる様になるので仮に夜中に起きたとしてもそのまま泣かずに入眠するというものがあります。恐らくそういった状態になったの・・・かな?と勝手に考えています。
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