交換留学のためのTOEFL その2

前回の続きです。

2.勉強を始める

さて、前回のステップが終わっているのであれば以下のことがわかっているはず。

  • 何時までにTOEFLの点を取得しなければならないか?
  • 現在の実力で何点取ることが出来て、目標点には何点足りていないのか?
  • どのセクションで何点伸ばす必要があるのか?

3つ目の点については前回あまり説明をしなかったと思うので、僕のケースを書いてゆこうかと思います。
基本的に努力するべきセクションはリーディングとリスニングです。

点の配分

まずリーディング重視です。

リーディングはTOEFL全ての基本といっても過言ではないセクションです。

結局スピーキングでもライティングでも文章を読んで理解する必要があるので、リスニング以外の全てのセクションと関係しています。
よってリーディングの点が上がればライティングとスピーキングでもある程度点が上がります。71点を目指すのであれば、そのある程度で十分です。

71点を取るのであればおそらく理想的な点の配分は
R:21 L:16 S:16 W:18
でしょうか。もうちょっとリーディングの目標点を上げても良いかと思います。

基本的にリスニングは採点が厳しいです。20点台だと1問間違えたら1点引かれるので高得点は結構難しいです。詳しくはオフィシャルガイドブックにある採点法を確認してください。大体何問間違えると何点になりますよという情報が乗っています。

そういった理由でリスニングはおそらく狙うのは16点辺りが妥当だと思います。

スピーキングも20点を超えるのには中々苦労します。だったらテンプレの記憶であげられる限度まで上げて、あとは点の上がりやすいセクションに時間をさくべきです。
よって、テンプレ記憶で簡単に取れる16点が目標。

ライティングも同じく20点より先の点を伸ばすのが難しいです。
よってこれもアプローチは同じで、テンプレートで取れるだけ取って後は別のセクションに時間を使う。

スピーキングとライティングのテンプレートはいずれアップします。
問題形式が大体一緒なので割りと簡単に作成が可能です。なんだったら自分で作ってしまってもいいかもしれませんね。

さて、ここまで来れば自動的にリーディングの目標点が決まります。
リーディングはそれなりに問題を間違えても20点台を取ることが可能ですし、問題の半分が単語問題なので割りと良い点数を狙えます。
まずはリーディングの目標点から自分が問題全体の内のどの位を正解しなければならないかを把握してください。(上と同じくオフィシャルガイドブックを参照)
するとおそらく「あれ、意外と間違えても良いのか」と思うようになります。
さらに覚えていれさえすれば答えられる単語の問題が多めに入っているので、文章自体を理解して特典を得る必要性は更に下がります。

つまりですね、単語さえ覚えてしまえば運で20点くらい簡単に超えてしまえるんですよ。当然勉強をちゃんとすれば実力で超えられます。

 

リーディングの勉強をどーするか?

この方法はあくまで僕の方法なので、ひょっとしたらもっと良い方法があるかもわかりません。

まず、単語は勉強しているという前提です。

  1. まずは問題を時間制限付きで解いてみる。ibtの為の問題集なら800ワード前後の文章に14-15問程度の問題だと思うので、本番通り20分で解いてみましょう。
  2. 解き終わったら当然採点。その際にまぐれ当たりか否かも判別する。
  3. 全ての問題のタイプを判別して、どのタイプの問題が得意不得意であるかを把握する。(1回だけではわかりにくいですが、回数を重ねるごとに傾向が現れるので是非集計しみてください。)ちなみに記憶の限りでは大体以下の様なタイプの問題があります。・類義語
    ・パラフレーズ(同じ意味のフレーズを選ぶ問題。難しい)
    ・exception(事実と反する選択肢を選ぶ。簡単)
    ・挿入問題(代名詞を使える場合は簡単)
    ・summary(2点問題。難しい。)
    ・パラグラフの存在意義(簡単)
    ・イントロから文章の伝えたいことを推測する問題(簡単)
  4. 間違えた問題は何故間違えたのかをちゃんと考える。
    「わからない」と「間違えた」は意味合いが違うので良く検証してください。単語の意味を捉え違えていた等々理由は色々あるはず。
  5. 一通り分析を終えたら文章を読んでいって、意味がわからない所や単語を全て調べあげて覚える。

 

これで1サイクル。

 

他のセクションの勉強方法はまたの機会に。
基本的には教材の記事で紹介した教科書を参照するかといいと思います。

 

カテゴリー: TOEFL, 留学 タグ: , , パーマリンク

コメントを残す