ハリーポッターとサーモンの弟子

 

7/1に僕のところに新卒の子が一人やってきました。

かれこれ1年くらい前から何かとよく出会う子で、縁あってトレーナーをやることになりました。

今日ふと思い返してみるともう一か月も経っていて、色々思う事もあったので書こうかなと。

 

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教えるコストは結構高いですね。

ちょっと正直舐めてました。

自分の持っているタスクから何かを振り分けた時、アウトプットの質は自分の責任だけどそれをコントロールするのはトレーニーという状況が生まれます。

これがなかなか厄介なトレードオフを発生させます。

質がどうでも良いタスクを振ると教える必然性が薄れるので、何時まで経っても質が要求されるタスクをふれません。

逆に質が高いタスクを振るとアウトプットの質をコントロールしにいかないといけないので、かなり手間暇かけて教える必要があります。(自分でやっちゃうという覚悟を持つのもありかもしれませんが・・・)

前者を選べばなかなか成長しないという長期的なコストを払う事になり、後者を選べば短期的なコストを払う事になります。

人間は同じ量のコストに直面したとき、先に払うよりも後に払う方を取りがちなのだそうです。

で、今回は後者を選びました。

正直コスト支払いすぎて自分のほかのタスクがおろそかになってる感もします。

結果は半年とか一年とか待たないと結論付けられないですが、今のところこの選択で良かったかなと思ってます。

日々上がっていく要求に対してそれなりのアウトプットを返してくれるようにはなってます。

最後には要求せずとも・・・という状況にしたいもんです。

 

あとありきたりな感想ですが、教えたらその分自分も成長する部分があります。

分析のアウトプットなんかは客観的に見ることで新しい視点で見れたりするので良いです。

数か月前まで自分がやっていたタスクを今やってもらっていて、それを見てフィードバックすると自分でも数か月前に気が付かなかった事とか出てきます。

多分この部分はタスクに対する取り組みとかの要求を落とすと減少してしまう部分かなと思います。

 

合理的な指摘に対する言い逃れはNGという雰囲気はなんとなく作りにいってます。

分析っていう考えるロジックとかファクトをレポートするとかっていう行為で飯を食おうとしているので、ここはある程度やっておかないとだめなんじゃないかなと。

あと、まっとうな突っ込みをしたときに全力で言い逃れされると次に突っ込むときのコストがかなり高くなって、最後はすべてのアウトプットにノーコメントという状態になってしまうので。。。

教えてもらう側のマナーであると同時に教える側のマナーでもあるかなと。

うん、自分も気を付けよう。

 

 

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