勝負心ロボット

ここ数週間ろくに勉強してないなと反省している今日この頃、久々に自分の周りを見渡してみた。

データ分析だーうぉおおおおおって去年ぐらいからそれだけ見ていたけど、まぁなんかほかにもしておくことがあるんじゃないのかな?と思ったわけです。

という事で読書しました。読書。

みなさん読書しましょう!

久々に書籍レビュー的なことします。

analyze

「勝負心」 渡辺 明

将棋の渡辺竜王が勝負とは?それに望む人の心境とは?という点に着目して日記的なテイストで書いている本です。

正直僕はそんなに将棋とか打てないんですが、勝負に臨む人がとても好きなので興味を持って買ってみました。

意外に一番響いた一文は本を開いた最初のページにありました。

内容を要約すると、妥協せずに将棋打ち込んだからこそ将棋で勝てなくなったときに素直決別することができる。といった感じでした。

多分僕もデータ分析をし続けられなくなる日が来るんじゃないかなと今から思います。僕より安くて若くて勉強もできる人達が増えてゆけば必ず引導を渡される日が来ます。それは別に悲しいことではなくて、僕自身そういった人達がどんどん出てくるような環境を作る手伝いをしなくてはならないなと思っている次第です。ただ、その日が来るのを自己の努力によって出来るだけ引き伸ばしたく思いますし、その引導が渡されたときに「実はもっと出来た」、とかいった感じには思いたくないものです。

別に僕はデータ分析界の竜王とかではないですが、そんなことを読んで思ってました。

 

「われはロボット」 アイザック・アシモフ

映画のi robotの原作ですね。

ロボットと人間との境目は何か?というテーマをもとにした短編集です。

多少論理の固さなんかに時代を感じたりしますが、そこまで時代を感じさせない話でした。現代的なアルゴリズムを用いればもっとロボットでも柔軟な思考ができるだろうなぁとか思いながら読んでました。

もしロボットが完全に人間と同じ外見をしていて、人間の思考をアルゴリズム化して搭載していたら、ロボットをロボットたらしめる要素って何なのでしょうか?人間の完全なコピーが機械として作れたら人間を人間たらしめる要素って何なのだろうか?そんなことを考えさせられる話でした。

攻殻機動隊なんかではゴーストと称していたけどどーなんでしょ。

 

 

ちなみに今読んでるor読もうとしてるのは以下の本ですね。

「ケプラー予想」「幼年期の終わり」「やわらかな生命」

あと何か読みたい本あったかな・・・?積んでいるのはあるんだけどな。

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